与謝野晶子ゆかりのまち
美心をもたらす観光立町をめざす
(平成20年度)
~3町合併でまちの魅力は高まったか~
平成18年3月、京都府岩滝町、野田川町、加悦町の3町が合併して誕生した与謝野町は、京都府北部の丹後半島の最南端に位置する。人口約22,000人、面積108.38㎢で、福知山市、宮津市、京丹後市及び兵庫県豊岡市に隣接する。
与謝野町となったことで、天橋立を西側から眺めることで有名な大内峠一字観公園から丹後王国の遺跡を活用した古墳公園、ちりめん街道、与謝野鉄幹、晶子ゆかりの文学と文化・工芸の里、また、国定公園である京都府北部の名峰大江山連峰をはじめ、滝の千年ツバキ公園まで多彩な自然資源、織物資源、歴史文化資源が豊富なまちとなった。
~織物、鉄幹、晶子、ちりめん街道をランドマークに~
与謝野町となったことでまちの魅力が3倍も4倍も高まるよう、もっていきたいというのが、町長をはじめ与謝野町住民の願いであった。
そこで、丹後地域の観光地域の核となるための戦略を立てることとなった。まずは伝統産業である織物文化を活かすこと、与謝野鉄幹、晶子夫妻に代表される与謝野文学とちりめん街道に象徴される織物のまちとしてのイメージづくりを進めることとした。
また、併せてかつての城下町の景観、加悦鉄道加悦駅庁舎跡などのレトロな家並みを活かし、イメージ戦略として「昭和モダンとシルクの里。鉄幹、晶子ゆかりの美心与謝野」というコンセプトができあがった。
さらに、観光振興戦略のテーマとして「ほこりづくり」、「もてなしづくり」、「ものづくり」の3つの柱を掲げることとした。
「昭和モダンとシルクの里。鉄幹、晶子ゆかりの美心与謝野」の魅力を十分に味わってもらうための
~美心・もてなしの場づくり~をめざすゾーニング
「地域別整備方針」
<ゾーン設定>■昭和モダン・シルクの里もてなしゾーン ■丹後天橋立大江山美心ピュアゾーン
<エリア設定>■ちりめん街道レトロ・モダンエリア ■与謝野文学癒しもてなしエリア